世界一かわいいうちの子(犬)を判定するAIを作る
こんにちは、のみぞです。
この記事は犬Advent Calendar 2018の14日目の記事として書かせていただいてます。
我が家には、世界一かわいいミニチュアダックスフントの
ミニーとデイジーという2匹の家族がいます。
この記事は犬Advent Calendar 2018の14日目の記事として書かせていただいてます。
我が家には、世界一かわいいミニチュアダックスフントの
ミニーとデイジーという2匹の家族がいます。
ご存知の方も多いと思いますが
ダックスフントという犬種は毛質ごとに分類があり
さらに、非常に多くの毛色があることでも知られています。
一例>
ミニー(毛質:ロング/毛色:シェーテッドイエロー)
デイジー(毛質:ロング/毛色:シルバーダップル)
ぐぐるといろんな色とか模様とかあることがわかります。
人間と犬との長い歴史の中で
色んな形に姿を変えてきた、というところが
ダックスフントという犬種の魅力のひとつあるといえるでしょう。
世界一かわいいうちの子をどこにいても見つけてほしい
しかし、こんなにたくさん色とか柄の種類があったら
飼い主はともかく、他の人からみたら
うちのダックスとよそのダックスの区別をつけることができないのではないでしょうか?
世界一かわいいうちの子を区別してもらえないなんて!これは世界の損失!(…)
ということで(どういうことだ)IT屋らしく、この課題に対してITで挑むべく
誰でも手軽にAIを作成できるという触れ込みの
AIメーカーというサービスを試してみました。
誰でも手軽に機械学習を始められるWebプラットフォーム。
学習データを準備するだけ。サーバも、面倒な環境構築も必要ありません。
うちの子判定AIを作ってみる
ユーザー登録(無料)して画像認識モデルのAIを作ってみます。
名前や説明などを設定したあと
いわゆる教師あり学習に使うために
画像に付与するラベルを設定します、今回は
- ミニー
- デイジー
- よその子
ラベルの名前は後から変更できないみたいなので注意。
設定はWeb GUIで超かんたん。専門知識も不要。
次にそれぞれのラベルに合う画像を設定していきます
ペットを飼ってる方ならきっと皆同じだと思いますが
今まで撮りためて来た似たような大量の写真がありますので
そちらを学習用データとしてアップロードします
# 本当は画像の向きとか揃えないとダメなんでしょうけどもう面倒でそのままです
しばし待つ
ちなみに画像がない「よその子」ラベルのデータは
Googleの画像検索の結果を持ってくることができます。べんり!
学習データを設定し終えたら
そのデータをもとにAIを学習させます
といってもボタンを押してしばらく待つだけ(画面を閉じても良い)
学習が終わると診断できる画面になります。
# 本当は画像の向きとか揃えないとダメなんでしょうけどもう面倒でそのままです
しばし待つ
ちなみに画像がない「よその子」ラベルのデータは
Googleの画像検索の結果を持ってくることができます。べんり!
学習データを設定し終えたら
そのデータをもとにAIを学習させます
といってもボタンを押してしばらく待つだけ(画面を閉じても良い)
学習が終わると診断できる画面になります。
世界一かわいいうちの子かどうか調べる
学習データに使ってない別のデイジーの写真を用意して調べます
おお、ちゃんとデイジーと判定されています。
謎のおもちゃで遊ぶ別の角度のデイジーの写真でも試します
おおお、確度があがっている。
つづいてミニー
おおー正解!
今度は逆光で怖い感じになっているミニー
ここへ来て初めての誤判定が。
逆光で毛色が黒く見えてしまったのがよくなかったのかも?
最後によその子代表
素材サイトから拾ってきた画像
どーん。ちゃんとよその子になってる!
そんな訳で完全自己満足ではありますが
無事、世界一かわいいうちの子をそれなりの可能性で判定する
AIを作ることができました。
学習用データさえあれば
素人でも簡単に扱えるこういうサービスが出てきているということで
IT屋としてはデータの質や量の大切さが益々高まっているなと感じています。